おつる、舞い戻る。

ひっそりダイエット記録

断酒生活開始

 

 

 

 

世の中はピエール瀧の薬物乱用の件で大騒ぎだ。

 

あーだこーだ言うメディア、

擁護する者、批判する者、

SNSやネットでの持論展開、賛同とバッシング、

世の中は誰かが何かをやらかすと

我先にとその事象に対して言及したくなるものなのだ。

蜜に群がる蟻のようにも見える。

 

 

 

そんなことをいうわたしも

なかなかの持論展開者だとは自覚しているのだが、

今日はそんなことではなく、

自分についてのある決意を記そうと思う。

 

 

 

 

結論から話せば、酒を断ずるということだ。

 

 

 

わたしが酒を飲んだら気が狂うというのは

周知の事実だろう。

 

幾度となく醜態を晒し迷惑をかけてきた。

のにも関わらず、

「明日から酒をやめる」という豆腐のように崩れやすい口約束をしては酒を飲むことを繰り返していた。

 

 

酒乱であるのもそうなのだが、

そもそも酒が飲めてしまうのである。

 

ペースも早ければ飲む量も多い。

そして何より酒がうまい。大好きなのだ。

また、呑みニケーションという言葉があるように、

酒による輪が生まれるのも大好きなのだ。

 

 

だから、完全に断つことが非常に苦痛であり

毎回毎回逃げていた。

 

「この条件が揃えば酒で失敗しない」

「飲むペースと量を落とせば大丈夫」

「チェイサーがあれば大丈夫」

 

そうして、

「酒を飲むのをやめる」が、いつのまにか

「酒を"飲んで暴れる"のをやめる」に早変わりしていた。

 

 

つい一ヶ月半ほど前に泥酔状態になった時、

アルコール依存症を克服せねば」

と思い、先輩に相談しマインドを変えた。

 

当初は「断酒」を考えたのだが、

それはさすがにキツすぎると思い

「量とペースを落とす」

「心の隙間を酒で埋めない」を目標にした。

 

お陰で泥酔することが少なくなり

割とお酒を楽しめるようになった。

よく記憶をなくすことが多かったが、

それも無くなった。

 

酒は適量が一番だ、

と思えるようにもなった。

 

 

が、しかし。

 

酒乱のスイッチは思わぬところに隠れている。

 

地雷のようなもので、

さっきまで普通にほろ酔いだったのが

いつのまにか完全に酔っていて、

最終的には泥酔、酒乱になってしまう。

 

「大丈夫だ」と思うが最後。

酒乱スイッチを押してしまうのだろう。

 

 

 

わたしはその世界でいうスリップ、

正確に言えば「再飲酒」という意味だが

まぁ、要は滑って転んだと同じだろうか

 

わたしはまた泥酔してしまった。

 

しかも、その日は二日酔いがとてもひどく

快復するのになんと二日もかかってしまった。

 

 

毎度のことながらタテマエの反省をし、

次からこうすれば「大丈夫」と考えたのだが

 

 

そこにピエール瀧の報道である。

 

 

(恥ずかしながら、あまりニュースに目を通さないもので

ピエール瀧の逮捕を知るのは世間より大きく遅れてしまったのだ…)

 

 

ああ、ピエール師匠…

 

と寂しくも思ったが

わたしはなんとなく、ピエール瀧の顔が自分と重なった。

 

もしかしたらわたしも、、

TOKIOの山口やピエール瀧のように

もしかしたら、、いや、十分あり得る話だな…

 

 

そう、薄々思ってる中、

信頼している友人から煙草とアルコール依存症は薬物並みに高いという事実の話。

 

わたしも学生の頃に本を読んで知っていたが、

「自分は大丈夫」と思っていたから

「自分には関係ない」と流していた。

 

 

でも、そろそろ自分に近い話になってきたし、

信頼する友人からのその話も刺さったし、

何より友人達を失うのが怖い。

 

 

それでも、酒をやめるだなんて…

無理な話だ、死ねって言ってるようなもんだ

 

 

と激しく葛藤した。

 

そんなわたしを突き動かした言葉は

 

アルコール依存症は根性、性格の問題ではなく病気なのだ」

 

である。

病気と定義づけられると

「自分だけの力じゃどうにもならない」

と、逆にホッとした。

わたしの根性が足りないだけが問題ではないと、まぁ言い訳ができたというか。

 

その反面、病気なのか…

というショックも受けた。

自分はそんなことないのに…という

「期待」という「過信」があったからだろう。

 

しかし、どうにせよ、この言葉には

とぐろを巻く葛藤がスッキリと晴れ、

治すしかないのだろうな…と腹を括った。

 

 

 

正直、不安である。

どうせ豆腐のようなフルフルな決意で終わりそうだ。

近々友だちと呑む約束をしていたし

そこでちゃんと断酒を宣言できるのだろうか。

 

何より

「酒飲んでぶっ飛んでるつるちゃん、

面白くて好きやー!!気にせんと飲もや!」

って言ってくれる人たちが多いのも事実であり、

そんな言葉を投げかけられてしまうと

ついつい嬉しくって日本酒をペロッと空けてしまう。

 

でも、その一瞬の楽しさのために

楽しい記憶と楽しい仲間を失うのなら

酒をやめたほうがいい。

 

無理かもしれない。

 

無駄かもしれない。

 

またスリップしてしまうかもしれない。

 

ホントに怖い。

できるものなのだろうか…

 

 

酒をやめるって言ってやめれたことなんてない。

 

何より酒をやめることを考えるだけで

涙が止まらない。

 

それでも自分の命や信用、周りの輪を

失うことはもっと怖くて声を出して泣いてしまう。

 

どうしたら良いのか、止めることができるのか。

 

 

 

 

 

 

だから、だからこそこのブログに書いて

FBにシェアをする。

 

 

 

ここからは懇願の文章です。

 

皆様、どうか、どうか、ご協力をお願いします。

 

わたしの断酒に。

飲み会から遠ざけて下さい、

わたしを酒の席に呼ばないで下さい、

といっても現実難しい話です。

 

でも、最初の一ヶ月は

酒がメインの席に出向くことを止めようと思います。

クラブイベントや自発的な飲み会の席の提案など。

 

しかし、久しぶりに会える、

話を聞いてほしいor聞いてあげたい

などの時は、もちろん喜んでお酒に付き合いますが

わたしは呑みません。

そして、酒を勧めないで下さい。

止めて下さい。

どうか、気を悪くしないで下さい。

どうか、ご理解下さい。

その分、話はしっかり聞きます。

酔っていないので、最後まで話を聞けます。

 

言い訳ですが、

わたしは自分が酔うのも好きですが

酔っている人を見るのも好きなんです。

思う存分酔って下さい。

 

「呑まないならつまらない。」

と思われるなら、わたしを誘わないで下さい。

今のわたしは酒を強要されたら飲んでしまう可能性が非常に高いので、その場合はお誘いをお断りさせていただきます。

 

 

結婚式も今年は何件もお呼ばれしていますが

ご存知の通り、もう華やかな席をぶち壊すことはできません。

皆様のブレーキをお借りしたいです。

もし、「それでも不安」と思われたら

わたしは挙式や披露宴、二次会の出席は控えさせていただきます。

挙式の招待があった時に確認させていただきます。

その代わり、後日個人的にがっつりお祝いさせて下さい。

 

 

夜の仕事でも「少しだけなら」ではなく

「一切」のアルコールを断ちます。

その分、トーク力を上げます。

酒に頼らずとも面白い話ができるように。

 

 

 

そして、通院する以外でも

断酒をするにあたっての勧めなどがあれば

是非とも教えて頂きたいです。

 

 

最終的には、お酒がなくとも

その場を楽しめるようになりたいのです。

 

そこまでいくにはかなり時間がかかりそうです。

 

が…

 

呑もうもんなら

平手打ちの一つや往復ビンタをするのでも

構いません。

 

 

 

止めて下さい。

 

 

 

今のわたしに

「量をセーブすれば、」

「つるちゃんが呑まなかったら楽しくない、」

のタラレバは必要ないのです。

 

どうか、どうか、

力を貸して下さい。

 

 

 

長くなってしまいましたが、

この文章を書くのは相当抵抗がありました。

自分のアルコール依存症を自覚するのは

包み隠さずいうと、恥ずかしいものなのです。

 

どれだけ周知の事実でも、恥ずかしいのです…

その恥は捨てるべきものですね。

 

 

いつか、恥のない大人になれるように。

今日から再スタートを切ります。

 

 

今後は、アルコール依存症克服のための

のりをこのブログに綴っていこうと思います。

 

ブログを書いて近況を報告するのも

一つの抑止力になり得ると考えたからです。

 

皆さま、自分勝手なお願いですが

改めて、よろしくお願い致します。